保育園の準備で子ども服をたくさん買おうとしているあなた。
ちょっと待って!!
それ、せっかく買ったのに無駄になっちゃうかも。
保育園って基本的に自由服ですがどんな服を着せるのか規定があるんですよ。
禁止されている服は保育園に着せていけません。
この記事で保育園に向いている服・禁止されている服をチェックしましょう。
もちろん、保育園によってそれぞれルールは違います。
事前に園の方針を確認できればいいですが、
なんて場合もありますよね。
セールのタイミングではどの園に入園できるか分からないこともよくあることです。
よくある禁止服の実例と、「え!こんな服までダメなの!?」と驚くようなちょっと厳しいけど実際にある禁止服の実例をまとめたので、保育園の入園準備の参考にしてください。
目次
保育園にはどんな服を着せていったらいいの?
保育園ではたくさんの子どもたちと一緒に過ごすので、
「安全な服」、
「着替えがしやすい服」
を着ていかなければいけません。
反対に、
「危険な服」
「着替えがしにくい服」
は禁止されている場合があります。
保育園によってルールはいろいろです。
入園する前に必ず保育園に確認しましょうね。
保育園が決定するのは入園の1か月前~2週間前くらいです。
もう少し前もって知っておきたいですが、お役所の仕事なのでしょうがないですね。
保育園の入園準備をする時期は、復職・再就職の直前でなにかとばたばたしがちな時期でもあります。
できるだけ保育園で着る服は事前に準備しておきたいですよね。
せっかく準備した服が無駄にならないように、実際に保育園で禁止されている服装を確認しておきましょう。
禁止されている服装
■紐やフードがついている服
子ども同士で引っ張ってしまい、転倒や首絞めにつながる可能性があります。
とても危険なので、ほとんどの保育園が禁止しているようです。
■高価なもの、ブランドの洋服
たくさんの子どもたちが一緒に過ごしているのでどうしてもトラブル防止が起こる可能性があります。
保育士の先生たちも万全を尽くしてくれていますが、紛失の可能性が0ではありません。
また、泥あそびやお絵かきの絵の具で汚れる場合があります。
なくしても、汚れても気にならない服にしましょう。
そのときは、すぐに気が付いたのでその場で保育士の先生に返却できました。
もし、高価なブランド物の服を気が付かずに持ち帰って、盗難疑惑などをかけられたらすごく嫌な気持ちになっていたと思います。
■裏起毛の服、ヒートテック
冬場でも保育園の中は暖房がしっかりついています。
子どもは汗をかきやすいので、暖かくなる機能がついている服を着ると汗をかきすぎてしまうのです。
汗をかきすぎると汗が冷えた時に風邪をひいてしまったり、
冬でも「あせも」が出来てしまうんですよ。
保育園内の暖房はばっちりなので、園内で寒い思いをすることはないですよ。
■スカート
スカートは園によって方針が分かれる服装です。
- 禁止しない園
- レギンスなどスカートの下になにか履けばOKな園
- スカート風の飾りも含め、一切禁止の園
座った時に他の子がスカートを踏んでしまい、転んでしまう可能性があるので禁止されているようです。
かわいいワンピースを着ている女の子もよくいます。
園によって違うので、服装のルールが分からない場合はズボンを準備しておくのが無難でしょう。
■ブラウスやカーディガンなどボタンで止めるもの
ボタンで止めるものは着替えさせるのに時間がかかってしまいます。
たくさんの子どもたちを相手にしている保育士さんの手間を減らすために禁止している保育園が多いです。
それに、自分で着替えたい時期の子も服にボタンがあると一人で着替えることが出来ません。
また、万が一ボタンが取れてしまったら誤飲してしまう危険性があります。
■ロンパース
ハイハイをしないねんね期の赤ちゃんはOKですが、
動き出したハイハイ期以降の赤ちゃんはロンパースタイプの服を禁止される場合があります。
これも保育士さんの手間を減らすためのものですね。
肌着も禁止されているので、股で止めるタイプの肌着ではなく、タンクトップやTシャツタイプの肌着を準備しておきましょう。
ちなみにうちの子が通っている保育園では、ロンパース禁止の規定がありませんでした。
服のルールは保育園によってさまざまなんですね。
■キャミソールタイプの肌着
肩ひもが落ちてしまうので禁止している保育園があります。
タンクトップやTシャツタイプの肌着を着せましょう。
■キャラ物
他の子の気がそれてしまうから、
うらやましがって喧嘩になってしまうから、
という理由でキャラクターの付いている服を禁止している場合があります。
せっかく準備したかわいいキャラクター付きの服を着せていけなかったら、がっかりしちゃいますよね。
■ひざが出る服
ハイハイ期の赤ちゃんは、ひざが出る服だとひざをすりむいてしまいます。
ひざを保護するためにも長ズボンをはかせるようにしましょう。
年齢が上がるとひざの出る半ズボンが解禁される場合と、どの年齢でもずっと禁止の場合があるようです。
■デニム
生地が硬いので、着替えがしにくいことと、子どもが動きにくいので禁止している園があります。
■裾が長いズボン
すそを踏んで転倒する恐れがあります。
パンタロンのように裾が広がっているズボンも、自分で自分の裾を踏んで転んでしまいます。
危ないので着せていかないようにしましょう。
■タイツ
園内は基本的にはだしで過ごすので、はだしになれないタイツは禁止されています。
また、おむつ替えやトイレトレーニングなどの着替えがしにくいのでよくありません。
■ファスナー
指や髪を挟んだり、布をかんでファスナーが動かなくなってしまうトラブルがあるので禁止されています。
禁止されてはいないけど出来れば避けた方がいい服
■ポケットの付いている服
砂や石、ダンゴムシなどをポケットに入れて持って帰ってきてしまいます。
たいていの服にはポケットがついているので、ポケットのない服を探すのはなかなか難しいですが…。
保育園には何を着ていけばいいの?
ダメな服はわかったけどじゃあどんな服装を選べばいいの?
保育園の服を選ぶポイント
- 動きやすい
- 着替えやすい
- 安全
- 汚れてもいい(捨ててもいい)
幸いうちの子はひどく汚れてくることはありませんでした。
しかし、やんちゃな子の話だと、こんな話を聞いたことがあります。
ママ友「砂にまみれて、というかもう服が泥と一体化していた…。捨てるしかなかった…。」
喜んで砂に埋まっていくやんちゃな子が目に浮かびますね…。
洗濯も漂白もムリなレベルで汚れていたそうです。
それに集団生活ですので万が一紛失する可能性もあります。
捨てても惜しくない服を着せていくようにしましょう。
保育園に履いていける靴
靴のルール
- サンダルNG
- 長靴NG
- 革靴NG
- スニーカーのみOK
遊ぶのに適した靴を履いていくようにしましょう。
しかし、子ども自身が「どうしても長靴を履いていく~!!」なんてだだをこねることもあると思います。
靴箱に外遊び用のスニーカーを入れておけば、NG靴でも登園はOKな場合があります。
予備のスニーカーをあらかじめ用意しておくと安心ですね。
泥んこになっても大丈夫なように洗い替えの分も含めて、2足以上用意しておきましょう。
靴を簡単に洗う方法は以前記事にまとめたので、参考にしてみてくださいね。
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季節ごとのおすすめ
春・秋の服装
比較的すごしやすい春や秋は
- Tシャツタイプの肌着
- 長袖のTシャツ
- ズボン
の3つを1セットで準備しておきましょう
夏の服装
夏の暑い時期でも脇汗を吸収できるように、出来るだけ袖のあるものを着せてあげましょう。
- タンクトップタイプの肌着
- 半袖のTシャツ
- ズボン
ヒートテックと違って、クールタイプの肌着は禁止されていません。
汗を素早く乾燥させる機能の付いている肌着を積極的に着せてあげましょう。
冬の服装
室内とお外の気温が対応調整が難しい冬ですが、できるだけ、重ね着をしないようにしましょう。
- 長袖のTシャツタイプの肌着
- 頭からかぶれるセーター、または、厚手のTシャツ
- ズボン
冬でも室内は暖かいのであまり着せすぎないようにしましょう。
冬でも天気が良ければお散歩に行きます。
お散歩に着ていくアウターも指定がある場合があるので、よく確認しましょう。
禁止されている可能性のあるアウター
- ファスナー
- ボタン
- 前開きのものすべて
- ボア素材
- ニット素材
- 大きなポンポンがついている物
年齢ごとのおすすめの服装
■~6か月
まだ動き回らないこの時期の赤ちゃんはあまり厳しく規定されることはないようです。
肌着とロンパースの2枚を1セットとして準備しておきましょう。
足先まで包むタイプのロンパースは禁止される場合があるので気を付けましょう。
お着換えセット
- 肌着
- ロンパース
■6か月~11か月
ハイハイ期が出来るようになって動き回るようになる時期です。
このころから、ロンパースタイプの服は禁止される場合があります。
肌着もロンパースは禁止していることがあります。
また、ハイハイの時にひざを傷つけないように、ひざの出ない長ズボンを指定される場合があります。
お着換えセット
- 肌着
- Tシャツなどの上着
- ズボン
■1歳
この年齢の子どもは自分でやりたい意思が芽生えるものの、まだ1人では出来ない時期です。
保育士の先生の着替えさせやすさを考えて服を選びましょう。
お着換えセット
- 肌着
- Tシャツなどの上着
- ズボン
■2歳~
少しずつ自分で着替える練習を始める時期です。
この年齢以降は自分で着替えやすいものを用意してあげましょう。
- 肩のボタンや背中のボタンはNG
- ゆったりした服、伸縮する服
- トイレトレを意識した服
年齢が上がると制服や運動服を指定される場合もあります。
お着換えセット
- 肌着
- Tシャツなどの上着
- ズボン
靴下の替えは必要なの?
保育園内では靴下を脱いではだしで過ごすことが多いようです。
私が見学した保育園はすべてはだしで過ごすタイプの保育園でした。
靴下をはいていると床で滑ってしまうために、脱ぐようにしているそうです。
なので靴下の替えは必要ありませんでした。
しかし、上履きを使用する園では靴下の替えも必要になります。
その場合は着替えの回数分だけ靴下を用意しておきましょう。
保育園用の服はどれくらい必要なの?
お家での洗濯の頻度と保育園で着替える回数によって違います。
ご家庭によって、毎日洗濯する場合もありますし、
共働きで週に1回まとめて洗濯するなんて場合もありますよね。
また、保育園によって必要な着替えの枚数は変わってきます。
うちの子が通っている保育園では毎日パジャマと着替えセット1つだけが必要です。
なかには毎日5セット持って行く園もあります。
その園では、
お昼ご飯の前、
散歩のあと、
昼寝用のパジャマ、
おやつの前、
夕食の前
で必ず着替えるそうです。
そのほかに、イレギュラーで汚れたときのために5セット分の服をロッカーに預けてあります。
最低でも用意するべき保育園用の洋服のセット数
【目安表】
お着換えセット1つ | お着換えセット5つ | |
毎日洗濯 | 7セット | 15セット |
週に2,3回洗濯 | 8セット | 25セット |
週に1回洗濯 | 10セット | 30セット |
最低限用意するべき服の数 = (毎日持って行く服 × 洗濯が乾くまでのストック数) + 保育園用のロッカーにストックする分の5セット
もし、平日5日間毎日5セットを持って行くとなると、それだけで25セットの服が必要なのか…。
さらに、ロッカーへのストック分をあわせると保育園用の服が30セットも必要…!!
保育園用の服を準備するコツ
肌着・Tシャツ・ズボンのセットを30個も用意するなんて!
1枚1000円だとしても9万円もかかる。
しかも、泥まみれになっても絵の具だらけになっても気にならない洋服ってどうしたらいいの…。
そんなときはプチプラの服を活用しましょう。
お値段が安くても可愛い服が売っているお店をリストアップしました。
プチプラでかわいい服がそろうお店
- 西松屋
- バースディ
- NEXT
- ZARA
- H&M
- ベルメゾン
- GAP
- ユニクロ
セールの時期を狙うとさらに安く買えるので、時期を狙ってまとめ買いしちゃいましょう。
子供服のUSEDファッションサイト キャリーオン
人気の有名ブランドの子ども服を簡単に売ったり買ったりできるサイトです。
ネット上のリサイクルショップです。
フリマサイトとは違ってしっかりとした会社が間に入ってくれるので、売買トラブルがありません。
購入手続きも普通の通販と同じで、安心して購入することが出来ました。
ファミリア・ミキハウス・ジンボリー・カーターズ他500以上のブランドを取り扱っています。
状態のいいブランド品を500円~購入することができます。
メルカリ
とにかくなんでもいいから、たくさんの保育園用の服が欲しい人におすすめなのが「メルカリ」です。
メルカリでは2,30枚の子ども服がまとめて保育園用として売られています。
価格はまちまちですが、2,30枚で3000円~5000円ほどが相場のようです。
保育園に通っていた先輩ママがサイズアウトした子ども服をまとめて売りに出しているのです。
ただ、一般の人が販売しているのでトラブルになる場合もあるそうです。
1度商品の発送が遅く、注文してから1週間以上たって届いたことがありました。
急ぎの場合は出品者に確認をする方がいいですね。
使用感があるものや、買ってから1度も着ていないような新品同様の物まで品質はさまざまでした。
メルカリを使えば、汚れてもいい、気楽に捨てられる服を大量にゲットできちゃいますよ。
メルカリで保育園用の服を探すときは
「こどもふく 女の子 まとめ売り」
「こどもふく 男の子 まとめ売り」
などの検索キーワードを使いましょう。
また、「 JYCDJJ 」この紹介コードを使ってメルカリに登録すると300円分のポイントがもらえるのでよかったら使ってくださいね。
保育園の服装で注意するべきことのまとめ
この記事では実際の保育園で禁止されている服装のルールについて紹介しました。
この記事に書かれていたこと
- フードやボタンなど禁止されている服装がある
- 保育園に向いているおすすめの服装
- 何枚くらい準備すればいいのか
- 保育園に着ていく服を賢く準備するコツ
せっかく準備した服が無駄になってしまわないように、この記事を参考にしっかり準備しておきましょう!
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